おいGemini、お前にはこのバグが見えねえのか!?

ジョー・クール

前回、テストはAIに任せて楽勝だぜ、みたいな話をしたよな。ああ、確かに楽はできたさ。だがな、開発ってのはそう単純じゃねえんだ。今回は、AIの野郎にどうやって不具合を伝えたらいいのか、本気で頭を悩ませるハメになったぜ。

テストプログラムは順調だった。セルの移動テストも問題ねえ。だから、調子に乗ってゲームのコア機能を作り込んでやったのさ。

テストコード
テストコード
テストコード
  • 隣接セルが同じ属性なら消える
  • 消えた穴は上から詰める
  • 空いた場所には新しいセルを生成

完璧なロジックだ。コードを書いて動かしてみると、処理が速すぎて何が起きてるかさっぱり見えねえ。まあ、それだけ速いってことだから、悪いことじゃねえ。だが、デバッグを兼ねて、見た目もクールにするためにアニメーションを入れさせてやったんだ。

そしたら、どうも動きが怪しい。俺が操作してるセルと、実際に動いてるセルが違うことがあるんだ。

「おいGemini、なんか動きがおかしいぜ」って聞いてみても、「ログ上は問題ありません」の一点張り。そう、ログは正常なんだよ。だが、画面上では明らかにバグってる!

どうやら、AIは俺の操作と画面の動きが一致してねえってことを理解できてねえらしい。ログだけが頼りのポンコツAIめ。これじゃ、不具合が伝わるわけがねえ。一体どうすりゃ、このもどかしい状況を理解させられるんだ?俺様のクールな開発が、思わぬ壁にぶち当たっちまったぜ。

困るGemini

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