アニメーションアプリ開発とGeminiの可能性

前回はヒットアンドブローというゲームの実験を行いましたが、今回はアニメーション要素のあるアプリ開発に挑戦してみました。 ボールが上から落ちてきて、タイミングよくボタンを押すと成功、という単純なゲームです。

アニメーションゲームの指示

しかし、早速ビルドエラーが発生しました。ただ、このようなエラーもGeminiに直接質問することで解決策を得ることができます。

ビルドエラーの解決

無事にエラーは解消されたものの、今度はアプリを起動しても何も動きません。アニメーション系の実装は少し難しいのかもしれない、と感じた瞬間でした。

動かないアプリ

ボールが落ちてこないことを伝えて、再度修正を依頼します。

ボールが落ちてこないことを指示

途中、エラーが表示されることもありましたが、実際にはコードは正しく生成されているようだったので、そのまま進めました。

エラー表示

そして、ついにゲームが正常に動作しました。範囲内でボタンを押すと「成功」と表示され、想定通りのものが出来上がりました。このレベルのアニメーションであれば、問題なく実装できることがわかりました。

完成したゲーム

そういえば、前回のヒットアンドブローの実験で、実機で操作する際に上下の余白がなく操作しづらいという問題があったことを思い出しました。その点も修正を指示してみました。

余白の修正指示

キャプチャはエミュレータなので少し分かりにくいですが、実機で確認すると、上下のナビゲーションバーを考慮した適切な余白が確保されており、操作性が向上していました。

修正後の画面

これまでの経験から、Geminiは簡単なゲームなら作れると分かっていましたが、アニメーションは苦手分野なのではと勝手に思い込んでいました。しかし、今回の実験でその考えは覆されました。 そこで、ふと一つのアイデアが浮かびます。「有名なゲームなら、その単語だけで作ってくれるのではないか?」 思い切って、Geminiに「テトリス作って」と指示を出してみました。

テトリスの作成指示

驚いたことに、本当にテトリスを作り始めてくれそうです。この詳細については、次回の記事で書きたいと思います。


« 前の記事に戻る

クールな方を見せてやる